topakoの日記

スピ過ぎないスピ加減を探究中

タロットリーディングvsカウンセリング

洋画が好きで、あれこれ検索していたところ、

タロットカードなるものが上がってきました。

占いは雑誌の裏とかに載っているのを暇つぶしに読む程度で、

読んで数分もすれば内容を忘れてしまうくらい興味がないのですが、

このタロットカードの絵のレトロさ、洋風さにグッときてしまい、なんと衝動買いしてしまいました。f:id:topako:20200816140254j:image

 で、なんの気なしにYouTubeでタロット動画を見たりして。。

ゲーム感覚で3つ並んだカードのうち1つを選んで、ふんふ~ん♪くらいな気分でリーディングを聞いていたのですが、、

パラダイムシフトが起きたようにタロット占いの印象が変わってしまいました。

占い師さんの占いって、魔女っぽかったり、コワっぽかったり、あまり入り込んじゃいけないイメージだったのですよ。

実際、昔は確かにそうだったらしい。悪い事もバシバシ言ってよくない占い師だと脅して、商品を買わせて、、みたいな事もあるし。。

しかしYouTubeのタロット動画をいろいろ見てみたところ、

脅しなんか無く、「これは完全にカウンセリングだな。」と思いました。

むしろヘタなカウンセリングより全然効果ありそうなくらい。

ちなみに最近では”タロット占い”よりも”タロットリーディング”という言い方をするようです。

昔、少し心理学の勉強をかじった事があるのですが、

その時に会ったカウンセラーさんが教えてくれたことで、「カウンセリングとは、不健康な思考を健康的な言葉に置き換える作業だ。」とおっしゃっていたのが非常に印象的でした。

で、タロット動画をみたらまさにそれを行っているんですよ。

確かタロットカードの中にはネガティブなカードもあるはずなんですけど、例えば(例えばですよ!)”別れ”という意味のカードが出た時に、

「あなたは今の彼氏とお別れです。」残念でしたー、みたいな事は言わず、「今の彼氏とうまくいかなかったりした場合には、すぐにもっと素敵な人と出会えるということです。」みたいに(何度も言うけど例えばです!)ポジティブな方向へ引っ張る言い方をしている。

もちろん占い師さん(という呼び方、合わない気がするけど)にもよるのでしょうが、彼らのカウンセリング能力は学問として心理学はカウンセリングを勉強したカウンセラーを超越する場合があると思います。

私が会ったカウンセラーさんは大変すばらしい方だったのですが、その方も「カウンセラーは才能職なので、勉強して資格を取れば誰でもやっていけるものではない。才能のない人がやると、自分が病んでしまいますよ。」と言っていました。

、、、そうだと思う。

 

これでまた1つ、自分の中の偏見が減りました(笑)占い師というものへの偏見。

タロットカードを衝動買いしたのは、この事に気づかせるためだったのかな。

 

人の悩みを相手にするわけだから、時には大変なこともあると思う。

でもそれに救われている人がいることは確かなんですよね。

そういう意味で宗教に似ている。うさん臭く見られがちだけど、うさん臭く見る人よりも、人の救いになっていると思う。